7.エネルギーをみんなに。そしてクリーンに 12.つくる責任、つかう責任 13.気候変動に具体的な対策を 14.海の豊かさを守ろう

廃棄物の管理・処理計画および資源循環、環境影響評価

少⼦⾼齢化による⼈⼝減少を背景に、これまで増加することが前提であったごみ処理から、ごみが減少する中でのごみ処理体制への移⾏が課題になっている。それには様々な技術的な対応も必要ですが、その技術を機能させる社会のシステム形成が不可⽋になります。社会の縮図であるごみ問題を通して、今後の社会を形成する上でどのようなシステムが必要になるのかを考えています。

⼀⽅、技術を含めた社会システムを評価し、環境への負荷を計測することも重要です。そのため、CO2の排出量を減らすことが重要なのか、⽔質汚染を抑制することを優先すべきなのか、あるいはそのためにどれだけコストがかかるのか、様々な視点からの評価を⾏い、そごうのトレードオフ関係を定量的に明らかにすることに取り組んでいます。

研究業績

  • K Kawai, K Oshita, T Kusube(2022) Model for projecting the generation of used disposable diapers in the era of depopulation and aging in Japan, Waste Management & Research,0734242X221140031
  • N. Katsumi, T. Kusube, S. Nagao, H. Okochi(2021) The input‒output balance of microplastics derived from coated fertilizer in paddy fields and the timing of their discharge during the irrigation season, Chemosphere Vol.279, 130574

提供できるシーズまたは⽀援できる技術分野

  • 技術を含む環境対策における影響評価および経済評価

産学・地域貢献に関する経験・実例および連携した企業業種

  • 廃棄物の有効利⽤に関する助⾔、⽀援および共同研究

マッチングしたい分野・業種

  • ⾷品製造業、農業、畜産業など有機性廃棄物の排出企業
  • 環境評価を必要とする企業
クスベ タカセイ
楠部 孝誠
講師
研究分野
環境システム⼯学
略歴
京都⼤学⼤学院⼯学研究科博⼠課程修了 ⼯学博⼠
科学技術振興事業団研究員
⽯川県⽴⼤学⽣物資源学部(⽣物資源⼯学研究所)助⼿
同⼤学講師
教員からの
メッセージ
https://www.ishikawa-pu.ac.jp/staff/staffname/kusube-takasei/