6.安全な水とトイレを世界中に 11.住み続けられるまちづくりを 13.気候変動に具体的な対策を

持続可能な地域社会のための水利システムの合理的管理

地域の耕作放棄地の増加や土地利用の変化、既存の農業水利施設の老朽化、多発する集中豪雨や気候変動への懸念を踏まえて、モデルシミュレーションや機械学習、数理計画手法などを用いて、地域における水利システムの新たな合理的管理の研究に取り組んでいます。

研究業績

  • 高濃度濁水が扇状地の水田浸透量・河川伏流量に及ぼす影響:―手取川流域の大規模土砂崩壊を事例として―,田中 健二,瀬川 学,藤原 洋一,高瀬 恵次,丸山 利輔,長野 峻介,農業農村工学会論文集, 86(1),I_47-54,2018,https://doi.org/10.11408/jsidre.86.I_47
  • Optimization model for cropping-plan placement in paddy fields considering agricultural profit and nitrogen load management in Japan
    長野 峻介,Maeda Shigeya,Kawachi Toshihiko,Imagawa Chie,Buma Natsuki,Takeuchi Junichiro Paddy and Water Environment 10 (2), 113-120, 2012,https://doi.org/10.1007/s10333-011-0272-4

提供できるシーズまたは支援できる技術分野

  • 農業水利システムに関する調査、解析
  • 降雨流出モデルシミュレーション
  • 機械学習手法を用いたデータ解析
  • 数理計画法による最適管理モデル開発

産学・地域貢献に関する経験·実例および連携した企業業種

  • 木場潟浮島プロジェクト ワーキング部会委員
  • 能登キャンパス推進協議会「能登・祭りの環」事業実行委員

マッチングしたい分野・業種

  • 農業水利施設の調査・分析について助言·技術指導を求める企業・団体・官公庁
  • 機械学習や最適化手法を活用したシステムやサービスの開発を行いたい企業・団体・官公庁
チョウノ シュンスケ
長野 峻介
准教授
研究分野
農業農村工学、水利システム学
略歴
京都大学大学院農学研究科博士後期課程卒 博士(農学)
教員からの
メッセージ
持続可能な地域づくりに向けて、研究を通して地域社会との関係を深めていきたいです。
https://www.ishikawa-pu.ac.jp/staff/staffname/chono-shunsuke/