農山漁村は人口減少や過疎化の影響が最も深刻に現れる地域と言えます。そのような地域では、コミュニティや地域産業の活性化、防災対策、資源管理など、多くの解決困難な課題を抱えます。いずれの課題も、長期的視点と短期視点の両方に基づく課題の探索と解決策の提案が必要であり、「一筋縄ではいかない」社会問題です。その難題に、ミクロ・マクロな視点からアプローチし、社会としてどう対処すべきかを考えています。
研究業績
- 石川県における2020年のツキノワグマ出没記録と遭遇経験を踏まえた市民のリスク認知および行動分析,岸岡智也,山下良平,農村計画学会論文集 3(1) 57-64 2023年6月25日
- Does “Adversity Strengthen the Foundation?” Change in Japanese Residents’Place Attachment after Typhoon No. 19 in 2019,Ryohei Yamashita, Miho Banba, Yuhei Tamura,International Review for Spatial Planning and Sustainable Development 11(2) 114-125 2023年4月
- A Trial Study by Using Medical Receipt Data to Explore the Relationship between Agricultural activities and Health,Ryohei YAMASHITA, Taichi IGARASHI,Journal of Environmental Information Science 2022(1) 48-55 2022年10月26日
提供できるシーズまたは支援できる技術分野
- 個人レベルの社会調査(インタビュー調査やアンケート調査)
- 自治体レベルの社会調査(アンケート調査や統計分析)
- 県や国レベルの社会調査(アンケート調査や統計分析)
社会的成果または実用化された内容、商品、特許など
- 研究成果は常に自治体やコミュニティの施策・計画と連携できるよう発信しています。
産学・地域貢献に関する経験・実例および連携した企業業種
- 基礎自治体、県、国など
マッチングしたい分野・業種
- 環境経営に関心がある全業種
- 地域経営や農業経営に関心がある全業種
ヤマシタ リョウヘイ
山下 良平
准教授
研究分野
農村計画学・地域計画学
略歴
2007年 神戸大学大学院博士課程後期課程 修了
京都大学、東京理科大学を経て2012年より石川県立大学
京都大学、東京理科大学を経て2012年より石川県立大学
教員からの
メッセージ
メッセージ
地域からコミュニティや環境の持続可能性について考えなければ、明るい将来は見えてきません。地道な調査研究から地域のよりよい詳細に向けた方策を検討していきたいと思っています。
https://www.ishikawa-pu.ac.jp/staff/staffname/yamashita-ryohei/