近年、国内各地で記録的な豪雨による山地災害が発生しています。日本の山地は複雑な地形地質条件を持つため、微地形から地下水の集中現象を予想して危険地形を判読することが重要になります。私たちの研究グループでは航空機レーザー測量による高解像度地形データを利用して、地域の山地の危険地形の分布から地域の山地の利用や森林計画を支援する技術に取り組んできました。最近ではWeb-GISを取り入れた、より親しみやすいゾーニングツールの開発を目指しています。
提供できるシーズまたは支援できる技術分野
- 微地形判読による山地のハザードマップの作成
- Web-GISによる地域の山地の地理情報の共有
- 大規模土砂災害時の緊急調査支援技術
社会的成果または実用化された内容、商品、特許など
研究成果は、林野庁のゾーニングツール「もりぞん」にも活用され、全国の自治体で活用が進みつつあります。
産学・地域貢献に関する経験・実例および連携した企業業種
- 森林関係のコンサルタント、防災コンサルタント、オープンソースGISの活用推進に取り組む団体や民間企業
マッチングしたい分野・業種
- 地域の山地の防災計画や森林の活用に取り組みたい自治体や民間コンサルタント
- 山地環境の情報発信技術の開発に取り組む民間企業
ダイマル ヒロム
大丸 裕武
教授
研究分野
地形学、森林防災
略歴
北海道大学大学院環境科学研究科中退
博士(農学)(国研)森林総合研究所を経て2022年より石川県立大学に勤務
博士(農学)(国研)森林総合研究所を経て2022年より石川県立大学に勤務
教員からの
メッセージ
メッセージ
情報技術を使ってリアルな山地の姿を共有しましょう!
https://www.ishikawa-pu.ac.jp/staff/staffname/daimaru-hiromu/