1.貧困をなくそう 2.飢餓をゼロに

グローバル化時代における農業経営のあり方

家族経営、企業的経営、集団経営などの農業経営体にする経営分析と、生産組織や集落の集合的意思決定構造の解析とを通して、農業経営体が安定的に展開できる経営計画の策定に取り組む。なお契約農業のあり方などの検討を通じてリスク管理と競争力強化のための生産体制づくり、さらに地域農業の方向性と振興策を提案する。

農業・食糧貿易政策の国際競争と協調に関する研究

農業・食糧貿易政策の国際競争と相互補完・協調に関する分析を通して、自由貿易化時代における各国の農業・農業政策の今後のあり方を模索する。 

東北アジアの農業連携を視野にいれた政策研究

東北アジア共通農業政策の策定など東北アジア農業の連携をも視野にいれた研究を遂行する。米国をはじめとする農業輸出国の動向に注意を払いつつ、食糧の海外依存を高めている日本、韓国、中国など東北アジアの農業と農政のあり方を検証・提言する。さらには、グローバルな環境変化がもたらす国内農業政策の対応が地域農業をどのように変えていくのかを検証する。 

研究業績

  • 金成㙾・朴徳秉.2012.韓国ブロイラー産業における「生産契約」の現状と課題-H社の「相対評価方式による生産契約」を中心に-.農村経済研究.30(1).64-73.東北農業経済学会.
  • 金成㙾・大西千絵.2009.WTO体制における食品安全と国際貿易の課題-牛肉安全をめぐる国際紛争を事例として-.農業市場研究.18(3).13-24.日本農業市場学会.

提供できるシーズまたは支援できる技術分野

  • 農業経営体の経営分析
  • 農産物ブランド化とマーケティング支援
  • 地域農産物の輸出戦略に関する提言
  • 地域農業の方向性と振興策の提案

産学・地域貢献に関する経験・実例および連携した企業業種

  • 農業経営体、卸売市場、農協(JA)、農食品企業の経営分析と経営戦略
  • 農業に関する国際交流のコーディネータ

マッチングしたい分野・業種

  • 卸売市場
  • 農業経営体と農協(JA)
  • 農食品企業
  • 行政
キム ソンガク
金 成㙾
教授
研究分野
農業経営学
略歴
韓国・農協中央会
農学博士(京都大学大学院農学研究科卒)
山形大学農学部教授
教員からの
メッセージ
社会・経済の様々な現象を批判的にとらえ、改善の方向性を自分の頭で考えてみよう。
https://www.ishikawa-pu.ac.jp/staff/staffname/kim-sung-gak/